記憶術で覚えるTCP/IP⑦アプリケーション層プロトコル
今回はTCP/IPの最後でアプリケーション層プロトコルです。
試験に合格する上でTCP/IPで押さえておくべきキーワードを記憶術を使ったりして覚えやすいようにしていきます。ここでの記憶術と言っているのは、イメージ図や語呂合わせなどを使います。少しでもあなたが記憶に残るように書いていきます。
TCP/IPの項目でCCNA ICND1の試験に合格する上で覚える必要がある項目を列挙します
覚える項目は以下の通りです。
アプリケーション層プロトコルで覚えること
試験に合格する上で覚えておくべきことは、①アプリケーションの役割、②TCPもしくはUDPを利用するのか、③ポート番号の3つです。
例えば、①ブラウザ使ってインターネットをするときはhttp(web)で、②TCPの③80番ポートです。また、①メールを送信するときはSMTPで、②TCPの③25番ポートです。このようにアプリケーションの3つを覚える必要があります。
記憶術!アプリケーション層プロトコル一覧
それでは、アプリケーション層プロトコルの一覧を記憶術を使って覚えましょう。試験で出るアプリケーションに絞っています。
アプリケーションによって、TCPを利用するのか、UDPを利用するのか分かれています。
まずは、TCPを利用するアプリケーションを見ていきましょう。半ば強引ですが、覚えてしまえば勝ちです!
TCP
- FTP 20番、21番ポート 2重にデータ通信、FTP。※2重が20番ポートの意味と、2つのポート(20と21)を使っての2重の意味
- SSH 22番ポート ツーツーの仲でセキュリティの高い通信、SSH
- TELNET 23番ポート 兄さん(23)にtelしてログイン、TELNET
- SMTP 25番ポート 都合(25)が悪いとシンプルなメールを送信、SMTP
- HTTP 80番ポート 晴れ(80)かどうか天気予報をwebで検索、HTTP
- POP3 110番ポート メールを受信、popなリズムが流れて110番
- HTTPS 443番ポート 獅子さん(443)は、スシロー(SSL)でセキュリティの高いで通信、HTTPS※HTTPの暗号化
- DNS 53番ポート ゴミ(53)という珍しいドメイン名前を解決、DNS
UDP
- DNS 53番ポート ※DNSはTCPもUDPもある。ポート番号は、同じく53番ポート
- DHCP 67番、68番ポート DHCPサーバからろくな(67)IPアドレスをもらえなかったロクヤ(68)君
- TFTP 69番ポート ロック(69)なリズムで簡単にファイル転送。TFTP
- NTP 123番ポート 1,2,3で時刻合わせ、NTP
- SNMP 161番、162番ポート 色いー、(161)監視のSNMP、色に(162)はトラップがあるから気をつけてね。※SNMPマネージャーからは、161番ポートを使う。SNMPエージェントからは、SNMP trapを出すが、ポートは162番。
以上、①アプリケーションの役割と②TCPかUDPか③ポート番号でした。この3つの組み合わせは試験に出るので上の語呂合わせで記憶の役に立てばこれ幸いです。
“記憶術で覚えるTCP/IP⑦アプリケーション層プロトコル” に対して5件のコメントがあります。