記憶術で覚えるTCP/IP⑥トランスポート層UDP
今回はトランスポート層のUDPです。
試験に合格する上でTCP/IPで押さえておくべきキーワードを記憶術を使ったりして覚えやすいようにしていきます。ここでの記憶術と言っているのは、イメージ図や語呂合わせなどを使います。少しでもあなたが記憶に残るように書いていきます。
TCP/IPの項目でCCNA ICND1の試験に合格する上で覚える必要がある項目を列挙します
覚える項目は以下の通りです。
- TCP/IPプロトコルスタック
- インターネット層のプロトコル
- トランスポート層
- TCP
- UDP←本日の記事
- アプリケーション層の役割とポート番号
Contents
UDPの概要
UDPは、コネクションレス型のプロトコルです。コネクションレスなので、データを相手に送信する前に通信する相手と事前にコネクションを一切確認しません。通信が失敗しても再送とかもありません。TCPと正反対です。通信の信頼性が向上しない反面、事前にコネクションを確立したりしないので、効率の良く素早い通信に向いています。ほんの少しのデータ転送や、遅延が許されないビデオストリーミングで使用されます。
UDPヘッダとTCPヘッダ
試験に合格するためには、UDPヘッダの内容も覚えたほうがいいでしょう。UDPヘッダは、たった4つだけです。
TCPヘッダと同じ箇所は暗記しましょう!赤字がTCPヘッダと同じです。4つのうち、3つがTCPと同じです。
- 送信元ポート番号
- 宛先ポート番号
- 長さ
- チェックサム
覚えるコツとしては、
送信、宛先の港(ポート)の番号は、サムにチェックさせる。
以上、ありがとうございました。
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