CCNA対策 IPアドレスの計算-②サブネットマスクを求める問題 -Part2
前回に引き続き、サブネットマスクを求める問題を出題します。
問題の傾向と2進数から10進数に変換できるやり方が分かれば、回答できます。そして何度も問題と解いて、慣れてしまうことが最も大切です。大丈夫です。数学が大の苦手な私でも解けることができました。
CCNA対策としてサブネットマスクを求める問題が出ます。サブネットマスクは、どこまでがネットワーク部・サブネットワーク部か判別するためのものでしたね。
では、さっそく問題にいきます。
問題
172.16.0.0/16をサブネット化して、それぞれのサブネットには最大で400のホストアドレスが必要です。さて、サブネットマスクは? |
求め方
(1) ホスト部に何ビット必要か考える
ホスト部を計算して、400以上になるビット数を計算します。-2は、ネットワークアドレスとブロードキャストアドレスです。
- 1ビットだったら、21-2= 0個のホスト ←足りない
- 2ビットだったら、22-2= 2個のホスト ←足りない
- 3ビットだったら、23-2= 6個のホスト ←足りない
- 4ビットだったら、24-2= 14個のホスト ←足りない
- 5ビットだったら、25-2= 30個のホスト ←足りない
- 6ビットだったら、26-2=62個のホスト ←足りない
- 7ビットだったら、27-2= 126個のホスト ←足りない
- 8ビットだったら、28-2= 254個のホスト ←足りない
- 9ビットだったら、29-2= 510個のホスト ←足りる!!
510個もあれば、400個はまかなえることがわかりました。
ホスト部に9ビット使えば、OKということです。
(2) サブネットマスクを求める。
ホスト部が9ビットの場合、2進数にすると以下のとおりです。23ビットまでがネットワーク部+サブネットワーク部になります。
11111111 11111111 11111110 00000000
ポイントは1と0が混じっているところを探すことです。第3オクテットですね。サブネットマスク早見表を使います。
桁数は、7なので 254 です。言うまでもないですが、第4オクテットは、全部0なので、10進数も0です。
サブネットマスクの答えは、255.255.254.0です。プレフィックス長だと/23。23ビットだからです。
今回は以上です。
次は、サブネットアドレスを求める問題を出します!
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