②サブネット化を詳しく見る-クラスA編

今回も前回に引き続き、サブネット化が理解できるようにお話をします。前回はクラスBを例にして話しましたが、今回はクラスAです。

【前回の記事】
(2) サブネット化 – ②サブネット化の詳細-クラスB

サブネット化を詳しくみる

サブネットワーク部の数

考え方は、全く同じです。クラスAもBもCも全部同じです。ホスト部からビットを借りてネットワークを拡張します。クラスによって異なる点は、ホスト部のビット数の違いです。クラスAは、ホスト部が24ビットもあります。それだけネットワークを分割することができます。

では、10.0.0.0/8 のネットワークを分割してみましょう。今回もホスト部から2ビット拝借してみます。ネットワーク部8ビットとサブネットワーク部の2ビットで10ビットになりました。10.0.0.0/8→10です。ホスト部は、22ビットに減少しました。

続いてサブネットワークがどれだけ出来たか、見ていきます。2ビット借りたので、4(22)です。

最大ホスト数

続いて、1つのサブネットで最大ホスト数は、いくつでしょうか。

ホスト部のビットは、22ビットとなるので4,194,302(222-2)となります。-2は、ネットワークアドレスとブロードキャストアドレスですね。ホストには割り当てられないので、-2とします。

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最後に

クラスAの早見表を掲載します。借りられるビット数が多いので3つの表にしました。

【クラスA サブネット化した時のサブネット数、ホストアドレス早見表】

次は、サブネットマスクについてお話しします。上の表でも用いていますよね。これが何のためにあるか、お伝えします。

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