IPv4アドレスの構成 – ②ネットワーク部とホスト部を覚える
今回は、IPv4アドレスのネットワーク部とホスト部について見ていきます。だんだんIPv4アドレスについて理解を深めていっているところにきました。1度読んだだけでは理解できない部分もあるかもしれません。しかし、何度も読んでいけば、脳に焼きつき理解ができると思います!
Contents
ネットワーク部とホスト部
ネットワーク部とは、所属するネットワークを示します。同じネットワークに所属するホストは、全部ネットワーク部が同じになります。
ホスト部とは、ネットワーク部に所属する個々のホストのことです。
IPアドレスは、32ビットで構成されています。ネットワーク部とホスト部という2つの要素があります。
ん、ビットってなんでしたっけ?
ビットは、こちらの記事で書いていますが、0・1の2進数の1桁で1ビットです。32ビットなので、2進数が32桁あるということです。
少し例を出して話します。192.168.0.1/24 というIPアドレスがあったとします。/24というのは、24ビット目までがネットワーク部ということを表しています。そして残りの8ビットがホスト部になります。サブネットマスクでいうと、255.255.255.0です。このサブネットマスクや/24の詳細は、後日詳しく説明します。
192,168.0.1/24 をネットワーク部とホスト部に分けると以下の絵のようになります。
続いて、2進数でも見ていきましょう。IPアドレスは、32ビットの2進数です。192.168.0.1を例に見てみましょう。
IPアドレスを10進数で表記するときは、4つのオクテットに分けて. (ドット)で区切ります。上の絵の通り、1オクテットは8ビットです。第1オクテット.第2オクテット.第3オクテット.第4オクテット と書きます。
今日覚えること
今日覚えることは、以下の点です。
- IPv4アドレスは、32ビットで構成されている
- ネットワーク部とホスト部に分かれている
- 1オクテット = 8ビット
- 10進数でIPv4アドレスを表記するときは、オクテットごとに.(ドット)で区切る
以上でした。次回は、アドレスクラスについて解説していきます。
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